インタビュー、会議、思いついたアイデア—いろいろ録音してます。「プライバシー重視」と言いながらサーバーにアップロードする音声メモアプリをたくさん試しました。Whisper Notesは本当にオフラインで処理します。なぜこのアプリを選んだか、お話しします。
オフラインにこだわる理由
多くの音声メモアプリはクラウドにアップロードします。確かに処理は速いし、バッテリーも長持ち。でも、録音は他人のサーバーに保存されます—社員も、ハッカーも、警察も、アクセスできてしまう。
Whisper Notesは端末内で処理:
- • 音声は端末の外に出ない
- • インターネット不要で動く
- • 追跡なし
- • サーバー漏洩のリスクゼロ
シンプルな使い心地
とにかくシンプル。タップで録音、タップで停止。余計な画面は一切なし。
メイン録音インターフェースは明瞭さと使いやすさを重視しています
文字起こしの精度
オフライン文字起こしって、普通は精度イマイチなんですよね。クラウドサービスの方が処理能力もモデルも優れてるから。でもWhisper Notesには驚きました。Whisper AIを端末で動かして、クラウド並みの精度を出してます。
良いところ:
- • クラウドサービスに匹敵する精度(強いアクセントは苦手)
- • 80以上の言語対応、自動で言語を検出
- • 長い文字起こしも段落に整形
- • 音声再生に合わせてテキストをハイライト
長い文字起こしは段落フォーマットと同期再生の恩恵を受けます
ロック画面ウィジェット
新機能: ライブアクティビティ対応のロック画面ウィジェット。歩いてる時や運転中に超便利。ウィジェットをタップするだけで、ロック解除なしで録音開始。
便利な点:
- • ロック画面からワンタップで録音スタート
- • ライブアクティビティで録音時間を表示
- • 歩きながら思いついたアイデアをすぐ録音、ロック解除不要
ロック画面ウィジェットにより、録音の開始とライブアクティビティでのステータス監視が容易になります
他のアプリと比べて
他の音声メモアプリもいろいろ試しました。Whisper Notesの良いところ、イマイチなところ:
- • プライバシー: ほとんどのアプリは「プライバシー重視」と言いつつサーバーにアップロード。Whisper Notesは本当に端末内で完結。
- • 価格: 4.99ドルの買い切り。月額なし。2025年では珍しい。
- • 精度: ノイズが多い音声ではRevやDescriptに劣る。クリアな音声や個人メモなら十分。
- • 速度: クラウドサービスより遅い。長い音声は端末で処理するから時間かかる。
- • マルチデバイス: Handoffをオンにすれば、iPhoneからMacに文字起こしを自動コピー。
一番のネック: 処理速度。クラウドの方が速いのは確か。でも日常の音声メモ、インタビュー、会議なら、プライバシーのためのトレードオフとして十分アリ。
正直に言うと
すごく長い録音だとたまに落ちます。文字起こしの編集画面ももっと良くできるはず。でも定期的にアップデートがあって、どんどん良くなってます。
バグ見つけたらsupport@whispernotes.appまでメールを。個人開発のアプリより返信早いです。